2009年01月10日
Corsica紀行 Tranquility Park
http://slurl.com/secondlife/Moodle/168/173/33
欧米人と日本人の大きな違いの一つに公共的なものを役人が作るか市民が作るかというのもあるかと思います。
日本人は公園などはほぼお上が作るものと頭から信じ込んでいるところがありますが、欧米ではむしろ市民が作って
開放していることが日本に比べて多いんです。
このインワールドの住民が開放している公園を見ていて、ああSLも同じだなあと^^
アメリカなどでの貧富の差は日本の比ではないとよく言われますが、日本も昨年暮れから一気に非正規労働者を解雇する動きが出て、路頭に迷う人が続出してアメリカを笑ってる場合じゃなくなっていることに今更気付いて唖然としたものです。
もともとアメリカは寄付の文化であると言われるように、裕福な人が私財を投じて公共の施設を作るといったことが当たり前に行われてきました。少なくとも、ビル・ゲイツの辺りまではそうでしょう。寄付に対する税の考え方が日本と大きく違うからですが、ここ数年の成り上がり金融長者はひたすら私服を肥やしてばかりで猛烈な批判をアメリカ国民から浴びていますけれど、これはやはりどこかでアメリカ社会のタガが外れた結果そうなったわけです。
話を戻しますが、こういった公園を日本では誰が作るか?
Mainlandでは住民やSIMオーナー以外にLindenが作りもしますが、日本人限定の鎖国SIMの場合、作るのはオーナーしかいないでしょう。住民で公園を作って開放している人はあんまり見たことがありません。日本人の意識は別なところにあるというわけです。その意識の傾向は何処に向けられているかといえば、slmameで上位に並ぶブログのカテゴリーを見れば一目瞭然です。
逆な言い方をすれば、むしろあたしのインワールドの中での行動が一般の日本人からハズれているとも言えなくもない^^
SLでの時間の流れは速いもので、始めた頃日本のSIMがあまりに画一的でみんな商売商売と鼻息が荒いのに辟易してて、自分でランドスケープを極めたいと思っていました。
今ではSLでの日本SIMではないところでランドスケープをしたいと思いはじめています。あたしの周囲を見回しても一度はMainlandでランドスケーピングをしたChitaのオーナーのChoさんとか経験者はいます。今は自分のSIMに専念していますが、あたしの場合は逆に海外の人と友達ができて海外のSIMに出たくなったということなんです。
似ているようですがプロセスは全く逆なんです。コミュニケーションを海外の人と取る方が多くなって、そうするとまわりの日本人はみんな逃げるわけです^^ これはもう仕方ないと今では思っていますが・・・。
で、海外の人が去ってから再び舞い戻ってきて御託を並べる人なんかを見ているうちに、ああヤだなってww
日本のSIMに公園などあまり見かけない理由は、冒頭に述べた社会的な観念の違いによるところもかなり大きいのであるならば、ひとえに景観の維持に対する負荷はSIMオーナーの肩に重くのしかかってくるのはもう当然のことw
そういうのを見ててあたしは
「日本人SIMは重荷だわ」
と観念した次第です><
海外SIMのオーナーに比べて住民のケアに対する要求がキツいのも大変そうだし、日本人の住民数をSL全体から見た割合でも今は住民の取り合いに近い状態じゃないでしょうか。
Mainlandは広大です。旅はまだまだこれからも続きます。旅をしながら自分の心境が変わっていく様を見つめるのもまたこの世界の面白いところかも知れませんね^^
ひたすらインワールドだけで完結しようとする人がいる一方で、
RLとの接点を求めてINするあたしのような天邪鬼もいたりするんですが・・・。
やっぱり異端児でしょうねぇ・・・。
Anchor Cove-USS
Fishers Island-USS
Sailors Cove-USS
Svitjod-Second Norway
Finnish Sauna retreat
Finland in SL
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Posted by うじやす at 18:24│Comments(0)
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